「ニキビが治ったと思ったのに、肌がデコボコになってしまった……」
そんな経験はありませんか?
思春期や大人ニキビができた後、肌にクレーター状のニキビ跡が残ってしまうことがあります。このような凹凸は、肌の再生プロセスが正常に行われなかったことが原因です。
では、どうしてクレーター状のニキビ跡ができてしまうのか? そして、それを予防・改善するにはどうすればいいのか? 今回は、ニキビ跡のメカニズムを詳しく解説し、効果的なスキンケアや治療方法までたっぷりご紹介します!
1. クレーター状のニキビ跡ができる仕組み
まず、なぜニキビが治った後に肌が凹んでしまうのかを理解しましょう。
① ニキビによる深い炎症が肌を破壊する
ニキビは、皮脂が毛穴に詰まり、アクネ菌が増殖して炎症を引き起こすことで発生します。
しかし、炎症が軽い場合は、自然治癒力によって肌が再生され、跡が残りにくいのです。
問題なのは、炎症が深くまで進行した場合。
皮膚の表面だけでなく、奥の真皮層(肌の土台となる部分)まで炎症が及ぶと、組織が破壊されてしまいます。
真皮層には、肌を支えるコラーゲンやエラスチンが豊富に存在し、肌のハリや弾力を保つ重要な役割を担っています。しかし、ニキビの炎症によってコラーゲンが損傷すると、肌は元の状態に戻りにくくなり、凹んだクレーターができてしまうのです。
② 間違ったニキビケアや潰す行為が原因になる
ニキビを無理につぶすと、肌の奥にある真皮まで傷つけてしまい、ダメージが深刻化します。
また、指や爪には雑菌が多く、炎症が悪化することでさらにクレーターができやすくなります。
③ 肌の再生力(ターンオーバー)の低下
健康な肌は約28日周期で新しい細胞に生まれ変わります(ターンオーバー)。しかし、ストレスや栄養不足、紫外線ダメージなどが原因でターンオーバーが乱れると、肌の修復が追いつかず、クレーターが残りやすくなります。
2. クレーター状ニキビ跡の種類と特徴
一言で「クレーター」と言っても、実は3つのタイプがあります。
① アイスピック型(深い小さな穴)
・針で刺したような深い穴がポツポツとできる
・肌の奥深く(真皮層)までダメージを受けている
・自力での改善が難しく、美容皮膚科での治療が必要
② ボックス型(四角い凹み)
・四角くくぼんだようなニキビ跡
・真皮層のコラーゲンが破壊されているため、なかなか自然には治らない
③ ローリング型(広くなだらかな凹み)
・肌が波打ったような凹凸のある状態
・コラーゲンが減少し、肌のハリが失われている
・スキンケアやマッサージなどで多少の改善が期待できる
3. クレーターを防ぐためのニキビケア
クレーター状のニキビ跡を防ぐには、ニキビができた段階での適切なケアが最も重要です!
① 絶対にニキビを潰さない!
つぶすと炎症が広がり、真皮までダメージが及びやすくなります。どうしても気になる場合は、皮膚科で適切な処置を受けましょう。
② 早めに皮膚科を受診する
赤く腫れた炎症ニキビは、自力で治そうとせずに早めに皮膚科で治療を受けるのが◎。
抗炎症薬や抗生物質を使えば、炎症を抑え、クレーター化を防ぐことができます。
③ ターンオーバーを整えるスキンケア
・ビタミンC配合の美容液を使う(抗酸化作用+コラーゲン生成を促進)
・保湿をしっかり行う(乾燥はターンオーバーを乱す原因)
・日焼け止めを毎日塗る(紫外線は肌の再生を妨げる)
4. すでにできてしまったクレーターの改善方法
「もうクレーターができてしまった……」という人も、まだ諦めるのは早い!
① スキンケアで肌の再生を促す
✔ ビタミンC誘導体配合の美容液
→ コラーゲン生成をサポートし、肌の弾力を回復
✔ レチノール(ビタミンA)配合のクリーム
→ ターンオーバーを促進し、肌の再生を助ける
✔ ピーリング剤(AHA・BHA)
→ 古い角質を取り除き、新しい肌を出やすくする
② 美容皮膚科での治療
自力で改善が難しい場合は、皮膚科での治療も検討してみましょう。
✅ ダーマペン(微細な針で肌に刺激を与え、コラーゲンを増やす)
✅ フラクショナルレーザー(レーザーで肌の再生を促す)
✅ ヒアルロン酸注入(凹みを目立たなくする)
5. クレーター跡を作らないために大切な生活習慣
① 栄養バランスの良い食事
・コラーゲンを増やすビタミンC(キウイ・ピーマン・柑橘類)
・皮膚の再生を助けるビタミンA(レバー・うなぎ・卵黄)
・腸内環境を整える食物繊維(玄米・野菜・納豆)
② 睡眠をしっかりとる
成長ホルモンが分泌される22時~2時の時間帯に寝るのが理想!
③ ストレスを溜めない
ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れ、ニキビができやすくなります。
6. まとめ
クレーター状のニキビ跡は、深い炎症や間違ったケアによって引き起こされます。
予防には、適切なスキンケア、早めの皮膚科受診、生活習慣の改善が大切!
すでにできてしまった場合も、スキンケアや美容医療で改善が可能なので、焦らず正しいケアを続けましょう♪